NOVITANOVITA

CASE STUDYケーススタディ

ノヴィータが取り組む課題解決

伴走・整理し、一貫した軸のあるものづくりをサポートものづくり企業のブランド支援

機能が素晴らしい「モノ」を、
さらに共感され積極的に選ばれる「ブランド」へ

課題

流通も工業技術も発達した現在、海外で安く大量に物が作れるようになりました。一方で日本では、ものづくりの街や企業が全国各地にあり、ブランド化に成功し消費者の支持を受けているところもあります。

ものづくり企業の中には、メーカーや産地が見えないOEMの受注で成長してきた企業も少なくありません。ただ、その多くは、ビジネスモデルのせいか技術を磨くことに集中しがちです。自分たちの価値を高め、高いお金をいただき、作る人に還元していく次の一手として、自分たち発信で技術を詰め込んでブランドを立ち上げることも多いですが、実際は広く浸透しない場合があります。

既に持っている素晴らしい技術やサービスを、もっと人に共感され、積極的に選ばれる「ブランド」に育てるために必要なことは、その企業の軸や核を一貫させ、反映させることです。これは、技術のレギュレーションとは異なります。

また、デザイナーという仕事が誤解されたままになっていることも理由として挙げられます。多くは、Photoshopなどのツールが使える人のこととして理解しがちですが、それより大事なのがそのものの在り方の定義を伴走者として形作っていくことです。ブランドには、本当の意味でのデザイン視点が欠かせません。それを知っている者が手がけないと本質がわからず、ブランドが成功するかは運任せになるという状況があります。

解決への取り組み

デザインとは本来は設計のことです。決してビジュアルや形状のみを作る人ではありません。
すなわち、デザイナーとは、プロジェクトオーナーの軸や、作ろうとしているモノの軸を探求し知覚、そして状況に応じて整理して道筋を作り、モノの背景~技術~製品~販売~CSのすべてにおいて「軸を一貫させ」ブランドを創る人の手助けをする人のことです。

ノヴィータはものづくりには引き算が必要だと考えます。日本のものづくりの技術は素晴らしく、用途に合わせて種類はいろいろ作れる一方で、何が必要で、何が無駄なのかわざわざ要件を指定しないとそれにあったものができない弱みがあります。
デザイナーが伴走し、本質をもとに設計・整理・表現することで、ブランドのもたらす価値が明確になります。ここにコラボレーションやコミュニケーションの価値があります。

プロジェクトの将来像や、プロジェクトでつくっているモノの軸を見つけ、最適な設計を施し軸を一貫させることができます。時にその軸(核)探しや、ブランドとして軸を貫くための取捨選択も行います。技術力が詰まっている、機能として十分素晴らしい「モノ」を、もっと人に共感され、積極的に選ばれる「ブランド」に育てるため伴走します。
ブランドと連動しない、軸の一貫性を担保しないようなビジュアル作成はお受けできませんが、ブランドとしての軸を探し、その軸を貫いたシンボルとしてのビジュアル作成であれば、ご支援できます。

ご依頼いただくことで、本質的なデザインの考え方をもって、時には在るべきデザイナーの力を借りながら、ものづくりというビジネスに対してもデザイン(設計)を施していきます。この過程で、自分たちの存在の意味や、何のための組織なのかを深く考えることになります。それを体現し、既にある技術や取り組みなどとかけ合わせ、ブランドにするお手伝いをいたします。

担当者より一言

ノヴィータでは、「売り上げをあげたい」「共感もらえるブランドに育てたい」という将来像に向け、現在ある問題を分解し、策を打てる状態の課題にした上で、最適なプロフェッショナルを手配することができます。

プロフェッショナルなデザイナーが気にするのは、ものの本質と、それをもとにした要件の定義です。さらに、出したデザインに対して本当に作れる技術があるかどうか、そして作るにあたって生産者とコミュニケーションができるのか、などです。これらのデザイナーが知りたいことを知れるようにすることが、デザイン視点の強化につながり、最終的には企業や産地のブランド向上につながっていきます。

安く作るだけなら、日本でやる必要はありません。

現在、鞄の有名な街、豊岡市でこの取り組みをしています。豊岡には、鞄を作るための全ての要素が揃っています。あとはブランドを強化するだけ。ゆくゆくは豊岡市で鞄の祭典を行い、本当の意味でのショッピングツーリズムを実現させ、豊岡市のブランドづくりに貢献したいです。その下支えになるのが、デザインの力、デザイナーの力です。

株式会社ノヴィータ 代表取締役会長 小田垣栄司